
気品漂う花、シャクナゲの魅力
- 山の女王様「山の女王様」。その呼び名がよく似合う、華麗な花を咲かせる植物、それがシャクナゲです。ツツジの仲間で、その中でも特に大きく、豪華な花を咲かせる種類を指します。シャクナゲは、ヒマラヤや中国の雲南省など、標高の高い山岳地帯に多く自生しています。厳しい寒さや強い風に耐え、険しい岩肌に根を張って、春になると見事な花を咲かせます。その姿は、まさに女王と呼ぶにふさわしい風格を漂わせています。花の色は、赤、ピンク、白、黄色など、実に様々です。一重咲き、八重咲きなど、花の形も豊富で、その豪華さから「花木の女王」と称されることもあります。日本でも、古くから愛されてきた花で、多くの園芸品種が作られています。公園や庭園などでもよく見かけることができ、春の訪れを華やかに告げる花として、多くの人々に親しまれています。