新着記事

3月の誕生花

3月19日生まれのあなたへ贈る花、レンゲの花言葉

春の穏やかな日差しが降り注ぐ頃、田んぼ一面にピンク色の絨毯を広げるレンゲソウ。3月19日の誕生花であるこの花は、春の訪れを知らせてくれる、私たち日本人にとって馴染み深い花の一つです。正式には「ゲンゲ」と呼ばれ、マメ科の植物に分類されます。かつて、レンゲソウは緑肥として田んぼに植えられていました。緑肥とは、土壌に栄養を与えるために栽培される植物のことです。レンゲソウは空気中の窒素を土壌に固定する働きがあり、窒素を多く必要とする稲の生育を助ける役割を担っていました。春の穏やかな日差しを受けて、可憐な花を咲かせるレンゲソウ。ピンク色の小さな花が寄り集まって咲く姿は、まるで春の妖精が遊んでいるかのようです。一面に広がるピンク色の絨毯は、私たちの心を和ませ、春の穏やかさを教えてくれます。近年では、農薬の使用や稲の品種改良などにより、緑肥としてレンゲソウが植えられる風景は少なくなってきています。しかし、レンゲソウが春の訪れを告げ、私たちの心を和ませてくれる存在であることに変わりはありません。春の穏やかな日差しの中、可憐に咲くレンゲソウの姿は、いつまでも大切に守っていきたい日本の原風景です。
3月の誕生花

3月18日の誕生花:ハナミズキの隠された意味

- ハナミズキの由来3月18日の誕生花であるハナミズキ。春の訪れを告げるように、葉が出る前に色鮮やかな花を咲かせる姿は、多くの人々に愛されています。その由来は、日本とアメリカの友好の証として深く刻まれています。ハナミズキは、元々は日本の木ではありませんでした。1912年、東京市長がアメリカに桜の木を贈った返礼として、アメリカから日本に贈られたのが始まりです。海を渡ってやってきたこの美しい花木は、日本中に広まり、今では春の風景に欠かせない存在となっています。その華やかな花々からは想像もつきませんが、「ハナミズキ」という名前は、かつてこの木が建築資材として重宝されていたことに由来すると言われています。ハナミズキの木材は、大変堅く丈夫であることから、釘の代わりに使われていました。そのため、「木を釘の代わりとして使う」という意味の「木釘(きくぎ)」が転じて、「ハナミズキ」と呼ばれるようになったという説が有力です。美しく咲き誇る花の姿からは想像もつかない、意外な一面を持つハナミズキ。その由来を知ることで、より一層、この花への愛着が深まるのではないでしょうか。
6月の誕生花

6月8日の誕生花:ジャスミンの花言葉

6月8日にお生まれになった方の誕生花は、甘く魅惑的な香りを放つジャスミンです。星形の花びらが愛らしいジャスミンは、その芳醇な香りから「香りの王」と称えられ、古来より人々を魅了してきました。香水やお茶など、様々なものに用いられ、多くの人に愛されています。 原産地は、ヒマラヤ山脈や中国の長江の上流など諸説ありますが、いずれも温暖な地域です。日本へは、中国から伝わりました。その歴史は古く、仏教の伝来と時を同じくして伝わったという説もあります。 日中は閉じていた花が、夜になるとゆっくりと開き、月の光に照らされながら、その甘くエキゾチックな香りを放ちます。 このことから、アラビアではジャスミンは「夜の女王」と呼ばれています。ロマンティックな別名からも、その魅力が伺えます。 ジャスミンには、純粋、愛らしさ、優美といった花言葉があります。その香りと相まって、贈り物としても人気があります。
6月の誕生花

6月7日 誕生花: 黄色いバラの複雑なメッセージ

- 華やかな黄色いバラ6月7日に生まれたあなたは、まるで太陽の光を浴びて輝くような、鮮やかな黄色いバラが誕生花です。 この明るい黄色は、希望に満ちた未来や喜びにあふれた日々を象徴し、多くの人々に愛されています。しかし、黄色いバラが秘めるメッセージは、明るいだけではありません。その華やかな輝きの裏には、愛憎入り混じる複雑な感情が織り込まれているのです。古来より、黄色は光や太陽と結びつけられ、世界各地で神聖な色として崇められてきました。黄色いバラもまた、その鮮やかな色彩から、喜びや友情、感謝の気持ちを伝える花として親しまれてきました。友人に贈る花束や、お祝いの席に飾る花としても人気があります。一方で、黄色いバラは、嫉妬や裏切り、愛情の減退といったネガティブな意味合いも持ち合わせています。これは、西洋において黄色が裏切りや嘘を連想させる色とされてきた歴史に由来します。このように、黄色いバラは、明るい面と影の部分を併せ持つ、複雑で魅力的な花といえます。 あなたの愛する人に黄色いバラを贈るときは、その意味合いを理解した上で、メッセージに合った本数を添えてみてはいかがでしょうか。