野心

4月の誕生花

4月30日の誕生花:カルミアの花言葉

カルミアは、ツツジ科に属する常緑の低木で、原産地は北アメリカです。春から初夏にかけて、ピンク色や白色、赤色などのかわいらしい花を咲かせます。カルミアという名前は、スウェーデンの植物学者「ペール・カルム」にちなんで名付けられました。開花時期は5月から6月頃で、枝の先にたくさんの花を咲かせます。その花の形は、まるで金平糖や小さなカップを逆さにしたような、とても個性的な形をしています。花の色は、品種によってピンク、白、赤、オレンジなどがあり、複色のものもあります。また、花には芳香を持つ品種もあり、甘い香りが楽しめます。カルミアは、その美しい花の姿から、庭木や鉢植えなど観賞用として人気があります。日本でも育てやすく、比較的寒さに強い品種もあるため、園芸初心者の方にもおすすめです。カルミアは、日当たりと水はけのよい場所を好みます。土壌は、酸性の土壌を好むため、ピートモスなどを混ぜて土壌を酸性に調整する必要があります。カルミアの花言葉は、「優美な女性」「大きな希望」「野心」などです。これらの花言葉は、カルミアの花の美しさや、力強さに由来すると言われています。カルミアは、その美しい花と育てやすさから、プレゼントとしても人気があります。大切な人に、カルミアの花を贈ってみてはいかがでしょうか。
6月の誕生花

6月18日の誕生花:タチアオイの象徴

梅雨のじめじめとした空気の中、ふと見上げると、すっくりと空に向かって伸びる力強い茎。そして、その茎に沿って咲く、色鮮やかな大きな花。そう、タチアオイは、まさに堂々とした夏の風物詩と呼ぶにふさわしい花です。その開花時期は長く、梅雨の季節から夏の終わり頃まで、私たちの目を楽しませてくれます。雨が多い季節に咲く花なので、雨に打たれてもその美しさを失わない、強い生命力を感じます。むしろ、雨に濡れて一層鮮やかに見える姿は、私たちに夏の到来を力強く告げているかのようです。タチアオイは、古くから日本人に愛され、親しまれてきた花でもあります。日本の家屋や風景にもよく馴染み、庭先に咲くその姿は、どこか懐かしい、穏やかな気持ちにさせてくれます。背丈が高く、すらりと伸びた茎は、まるで夏の青空に向かって伸びていくかのよう。その力強さに、私たちは夏の暑さを乗り切る活力を分けてもらっているのかもしれません。