
1月11日の誕生花:凛とした美しさのミスミソウ
- 早春の訪れを告げる花1月11日の誕生花は、ミスミソウです。雪が降るような寒い季節にも緑の葉を絶やさず、早春に他の花々よりも早く、可憐な花を咲かせることから、「春の妖精」という愛称で親しまれています。その名の通り、三角形をした葉の形が「葉っぱの真ん中から三方向に溝(みぞ)が入っているように見えること」から、「ミスミソウ」と名付けられました。ミスミソウは、白やピンク、紫など、色のバリエーションが豊富なことも魅力です。小さく可愛らしい花が、うつむき加減に咲く姿は、どこか奥ゆかしく、見る人の心を和ませてくれます。まだ寒さが残る早春、雪解けの地面から顔をのぞかせるミスミソウの姿は、まさに春の訪れを感じさせます。厳しい冬を乗り越え、新たな命が芽吹く季節の到来を告げる花として、古くから多くの人に愛されてきました。春の暖かさを感じさせる陽だまりの下で、健気に咲くミスミソウを見つけたら、春の息吹を感じ取ってみてください。