清浄

10月の誕生花

10月31日生まれの人に贈る花言葉:秘めた思いを伝える誕生花

10月31日は、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うお祭りとして知られるハロウィンです。街中がカボチャのランタンや仮装で賑わう一方で、この日にもひっそりと花を咲かせる植物たちがいます。華やかなイベントの裏に咲く花々には、いったいどんなメッセージが込められているのでしょうか?ハロウィンといえば、オレンジ色のカボチャを思い浮かべる方も多いでしょう。ハロウィンに飾られるカボチャは観賞用ですが、食用として私たちに馴染み深いカボチャも、10月31日の誕生花の一つです。カボチャの花言葉は「広大」や「豊穣」など。大きく育つ見た目や、たくさんの実をつける様子からつけられたのでしょう。秋の収穫祭であるハロウィンにぴったりの花言葉ですね。また、ハロウィンカラーである黒や紫色の花も、この日の誕生花として挙げられます。妖艶な雰囲気を持つ黒いバラの花言葉は「永遠の愛」や「あなたは私のもの」。ハロウィンパーティーで意中の相手に渡せば、想いが通じるかもしれません。さらに、小さく可愛らしい紫色のリンドウもハロウィンの誕生花です。リンドウの花言葉には「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」などがあります。ハロウィンは、ご先祖様を偲び、共に過ごす日でもあります。リンドウは、故人を偲ぶ気持ちを表すのにふさわしい花と言えるでしょう。
7月の誕生花

7月15日の誕生花:清楚な美しさのササユリ

日本の暑い夏に涼しげな彩りを添える花といえば、ササユリでしょう。7月15日の誕生花であるササユリは、日本原産のユリの一種です。その名の通り、笹の葉のように細長く尖った葉をつけることが特徴です。ササユリは、本州中部から九州の山間部に自生しています。梅雨の晴れ間や夏の時期になると、林の縁などでひっそりと花を咲かせます。花の色は、白や淡いピンク色が一般的です。大きな花びらは上品で気品があり、その凛とした姿は、夏の蒸し暑さを忘れさせてくれるような清涼感を漂わせています。かつては日本の野山に多く見られましたが、近年では環境の変化や乱獲などにより数が減少し、絶滅危惧種に指定されている地域もあります。ササユリは、その清楚な美しさから、古くから日本で愛されてきました。万葉集にも歌が詠まれ、夏の風物詩として親しまれています。