可憐

1月28日の誕生花であるネモフィラは、その名の由来であるギリシャ語の「ネモス（小さな森）」と「フィレオ（愛する）」が表すように、まるで春の柔らかな陽射しが降り注ぐ森の中で咲く花のように、可憐で愛らしい花です。澄み切った青空を思わせる鮮やかな青色の花は、直径2センチメートルほどの小さなもので、中心に向かって白くぼかしがかかっているのが特徴です。草丈は10～20センチメートルとあまり高くはなりませんが、地面を覆うように横方向へと広がり、群生して咲き乱れます。開花時期は3月から5月頃で、春の訪れとともに、花壇や公園の一角をその美しい青色で染め上げます。ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」などです。その小さく愛らしい花の姿から「可憐」という花言葉が付けられたのも納得できます。また、ネモフィラは、比較的どんな環境でも育ちやすいことから「どこでも成功」という花言葉も持ちます。さらに、ギリシャ神話に登場する妖精ネモフィラにまつわる物語から「あなたを許す」という花言葉も生まれました。この花言葉は、大切な人に許しや和解の気持ちを伝えたいときにぴったりです。