ナスタチウム

9月の誕生花

9月6日誕生花: ナスタチウムの愛国心

- 愛らしい花姿と力強い花言葉9月6日の誕生花であるナスタチウム。赤やオレンジ、黄色など鮮やかな色の花を咲かせ、その愛らしい花姿は、私たちに元気を与えてくれます。花壇を彩るだけでなく、エディブルフラワーとしてサラダなどに添えられることも。今回は、そんなナスタチウムの花言葉である「愛国心」や「期待」について、その由来や込められた想いを探っていきます。ナスタチウムは、葉が盾の形、花が兜に似ていることから、ラテン語で「鼻を突く」という意味を持つ言葉から名付けられました。ツンとくる辛味を持つことからも、その特徴が良く表れています。「愛国心」という花言葉は、ナポレオンがフランスに持ち帰ったナスタチウムを、戦いに赴く兵士の姿に重ねて広めたことが由来だとされています。戦場に咲く花のように、勇敢に、祖国のために尽くす姿をたたえる気持ちが込められているのでしょう。また、「期待」という花言葉は、丸い葉の上に水が溜まっている様子が、未来への希望や期待を象徴していると見なされたことに由来します。ナスタチウムの力強い生命力と相まって、未来へ向かう人への応援のメッセージとなっているのかもしれません。愛らしい見た目とは裏腹に、力強い花言葉を持つナスタチウム。その小さな花には、私たちを励まし、勇気づける力が秘められているようです。
その他

愛国心を表す花、ナスタチウム

- ナスタチウムとはナスタチウムは、キンレンカ属に属する植物の総称です。ノウゼンハレン科に分類され、ハスに似た丸い葉っぱが特徴です。原産地は南アメリカで、アンデス山脈の斜面など、比較的涼しい気候の地域に自生しています。 花の色は鮮やかな赤、オレンジ、黄色などがあり、太陽の光を浴びてキラキラと輝く姿は、見る人の心を元気づけてくれます。ナスタチウムは16世紀にヨーロッパに持ち込まれました。その華やかな見た目と育てやすさから、瞬く間に人々を魅了し、観賞用の花として人気を博しました。日本には江戸時代に渡来し、葉にクレソンのようなピリッとした辛味があることから、「金蓮花(キンレンカ)」という和名が付けられました。ナスタチウムは花だけでなく、葉、茎、種も食用として楽しむことができます。葉はサラダに、花は彩りとして料理の飾り付けに利用されます。また、種は乾燥させてスパイスとして利用されることもあります。ナスタチウムは、その美しい花と様々な用途で、世界中の人々に愛されている植物です。