
気品漂う青い花、デルフィニウム
- デルフィニウムとはデルフィニウムは、キンポウゲ科デルフィニウム属に属する植物です。和名では、その花の形がツバメの飛ぶ姿に似ていることから、「ヒエンソウ(飛燕草)」や「オオヒエンソウ(大飛燕草)」と呼ばれています。原産地はヨーロッパや北アメリカ、アジアなど、比較的涼しい地域に分布しています。暑さにはやや弱いため、日本では春から初夏にかけて花を咲かせます。デルフィニウムの魅力は、なんといってもその優雅で美しい花姿にあります。青や紫、白、ピンクなど、色のバリエーションも豊富です。すらりと伸びた花茎に、小さな花を穂状に密に咲かせます。その涼しげな色合いと、上品で気品あふれる姿は、多くの人を魅了しています。切り花としても人気があり、結婚式や記念日など、特別な日の贈り物にもよく利用されます。花束やアレンジメントなど、様々な用途で楽しむことができます。デルフィニウムの花言葉は、「清明」「高貴」「尊厳」などです。その凛とした佇まいと、澄み切った花の色が、これらの花言葉にぴったりです。