
1月7日誕生花:清廉潔白の象徴、セリ
春の七草の一つとして、1月7日の誕生花にもなっているセリは、日本人に古くから親しまれてきた植物です。水辺でよく見かけるセリは、独特の香りと風味が特徴です。この香りは、冬の寒さで縮こまった体を温め、食欲を増進させる効果があると言われています。古くから日本人は、セリを食用として生活に取り入れてきました。お正月に食べる七草粥には、無病息災を願ってセリなどの七草を入れます。また、セリはお粥だけでなく、和え物やおひたし、天ぷらなど、様々な料理に使われます。冬の食卓に彩りを添え、独特の風味で私たちを楽しませてくれるセリは、まさに春の訪れを感じさせる植物と言えるでしょう。