
11月17日の誕生花:スターチスとその花言葉
- 繊細な見た目と変わらぬ色の美しさ11月17日の誕生花は、スターチス。和名をハナハマサジ(花浜匙)といい、その名前が示す通り、海岸の砂浜に咲く可愛らしい花です。この花の特徴は、一見すると花びらのように見える部分は、実は萼(がく)であるということです。萼とは、本来は蕾を包んで守る役割を担う部分ですが、スターチスの場合はこの萼が色鮮やかに発達し、花びらのような役割を果たしています。そして、スターチスは「永遠の花」という別名を持ちます。これは、スターチスの花色が長期間にわたって鮮やかに保たれることに由来します。一般的な花は、時間の経過とともに色褪せてしまいますが、スターチスは乾燥させた後も、その美しさを長く楽しむことができます。そのため、生花としてだけでなく、ドライフラワーとしても人気を集めています。近年では、その豊富な色合いを生かして、アレンジメントやブーケなど、様々な用途で楽しまれています。