ひそかな喜び

4月の誕生花

4月21日の誕生花:ニゲラの魅力

- 繊細な花びらが美しいニゲラ4月21日の誕生花であるニゲラは、まるでレース細工のような、繊細な花びらが魅力の花です。春から初夏にかけて、細くしなやかな茎の先に、白や青、ピンク、紫など、可憐な花を咲かせます。花の色は、穏やかなパステルカラーが多く、柔らかな印象を与えます。花びらに見える部分は、実は萼(がく)になります。実際の花びらは退化しており、蜜腺と呼ばれる部分になっています。ニゲラの葉は、糸のように細く裂けています。この繊細な葉が、花をより一層引き立てています。この葉の姿から、英語では「ラブインアミスト(Love-in-a-mist)」(霧の中の愛)というロマンチックな名前で呼ばれています。霧の中に浮かぶように咲くニゲラの姿は、幻想的で、見る人の心を惹きつけます。ニゲラは、その繊細な美しさだけでなく、丈夫で育てやすいことも魅力の一つです。種まきから育てることができ、初心者でも比較的簡単に花を咲かせることができます。また、切り花としても人気があり、花束やアレンジメントに軽やかさを添えてくれます。
3月の誕生花

3月31日の誕生花:ニゲラの二面性

3月31日の誕生花は、ニゲラです。ニゲラはその名の通り、黒い種を持つことが特徴です。糸のように細く繊細な葉を茂らせ、その葉の間から、まるでレースで作ったかのような繊細な花を咲かせます。花の色は、空のように澄んだ青や、雪のように白い白、可愛らしいピンクや高貴な紫など、多彩な色合いを見せてくれます。その可憐な姿は、見る人の心を和ませ、穏やかな気持ちにさせてくれるでしょう。しかし、ニゲラの花言葉は「戸惑い」「困惑」「ひそかな喜び」など、その美しい見た目とは裏腹に、複雑な感情を表現しています。これは、ニゲラの持つ、もう一つの顔に由来するのかもしれません。ニゲラは、その可憐な外見とは裏腹に、強い繁殖力と、多少の悪条件にも耐えうる丈夫さを持ち合わせています。このことから、繊細な見た目と強い内面のギャップを、複雑な心情になぞらえて表現したと考えられます。ニゲラは、花束などでは脇役になりがちですが、その繊細な美しさと、複雑な花言葉を持つことから、贈り物に選ぶ人も少なくありません。大切な人に贈る花束に、そっとニゲラを加えてみてはいかがでしょうか?きっと、あなたの気持ちが相手に届くはずです。